学生・求職者の皆様へ企業インタビュー
法を上回る育児短時間勤務制度

宇治市株式会社西山ケミックス

【部⾨を超えた連携で働きやすい職場づくりをじっくり構築】

シリコンゴムや液晶保護フィルムを主力として製造する株式会社⻄⼭ケミックスは、短時間勤務など、正社員からパート社員まで多様な働き⽅が選べる勤務体制が整っています。

1時間単位で取得できる有給休暇制度や短期育児休暇制度など、⼦育て中の社員にも活用しやすい制度を整備してきた同社の今後の⽅向性について、総務部のAさんからお話を伺いました。

 

 

男性社員の育児休暇取得を推進

社員のワークライフバランスの充実のため、フレキシブルに働ける体制を整えてきましたが、育児休暇の活用が進まないという課題がありました。「育児休暇取得の対象となる男性社員からは、⼿当は出るものの給与が下がるので、余っている有給休暇を数⽇取りたいという声がありました。これまで取得例がありませんでしたから気恥ずかしいというのもあったようですね。」(Aさん)

そこで、「どんな状況でも社員に働きやすさを感じてもらいたい」との思いから男性社員の育児休暇取得をさらに推進していくことになったのだとか。「今後、育休取得予定の社員から、意⾒や気づいたことを取得後にフィードバックしてもらい、次に続く社員が増えていくよう努めていきたい。また、職場環境の改善へ意欲的に取組んでいる姿勢を、社員の採⽤活動時に PR していきたいですね。」(Aさん)

 

 

こまめな声掛けと多能⼯化で有給休暇取得率アップ

有給休暇取得率は、⽬標設定前の段階で80%でしたが、現在は88%にまで上昇しています。「病気になった時の備えとして残しておきたい」といった理由などで取得率が低い社員に対しては、⼀⼈ずつ声掛けをして、取得に前向きになってもらえるよう働きかけを実施。

こうした地道な取組を進める一方で、より一層の取得率向上に向けて、生産ラインを分断せずに従業員全員で作業をカバーし合えるように「多能工化」を進めているとのこと。

これまで、製造部⾨は、ゴム加⼯とフィルム加⼯とで⽣産ラインを完全に分けていましたが、5年ほど前にフィルム加⼯ラインの残業が増加したことを受けて、多能⼯化に取組むことになったのだとか。各⽣産ラインの作業量は業務⽇報で統括者が把握・共有し、⼀週間単位で臨機応変に⼈員配置を行っています。「残業ゼロにも取組んでいますが、作業量が増えるとなかなかうまくいかないこともあります。作業量の増加や短納期での作業が発生したことを、統括者が社内に発信することで、営業部⾨の社員もパッケージング作業に協力するなど、部⾨の枠を超えて社員全員で対応する雰囲気が⾼まっています。」(Aさん)

 

 

ずっと働き続けられるという安⼼感を社員に与えられる環境へ

現在、働きやすい職場づくりを進めていく上での一番の課題は、⼦育て世代より少し上の社員の雇⽤確保です。

2021 年4⽉から改正高年齢者雇用安定法がすべての企業に適用されます。西山ケミックスでも定年の延長や70歳まで継続雇用する制度の導入を検討するなど、年配の社員がもっと活躍できる環境を整えていきます。介護や⾃⾝の病気の治療などが必要になっても、仕事を両⽴できるというイメージを持ってもらえたら、安⼼して働き続けられますし、わが社にとっても熟練した社員の確保が可能となります。また、何より、若い世代の社員がそれを⾒て、定年までずっと安⼼して働ける職場だと感じ、仕事に対するモチベーションを上げてくれれば、⾮常に⼤きなメリットがあると考えています。」(Aさん)

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