学生・求職者の皆様へ企業インタビュー
法を上回る育児短時間勤務制度

京都市シミズ薬品株式会社

【⼦育て中でも積み上げてきたキャリアを最⼤限活⽤できる職場環境を】

ドラッグストア『ダックス』を京都府下で62店舗展開し、⽇⽤雑貨や⾷料品などの⼩売を⾏っているシミズ薬品株式会社は、⼥性店⻑が7⼈在籍しているのをはじめ⼥性社員の活躍がめざましい企業です。育児休暇は、⼦どもが3歳になるまで取得可能で、⼦どもが⼩学校4年生までは時短勤務ができるなど⼦育てをしながら働ける勤務体制が整備されています。

社員のワークライフバランスはもちろん、⻑期的なキャリア形成まで⾒据えた職場環境改善の取組みや今後の課題について統括本部⼈事部の飯⽥さんにお話を伺いました。

 

 

1か月単位の変形労働制などフレキシブルな勤務体制が可能

創業以来、社員同⼠がスムーズに意思疎通しながら仕事を進めていくのが⾃然な雰囲気だったこともあり、⼦育てで急な対応が必要になった場合には助け合うという社⾵が根付いています。出産休暇や育児休暇の取得に加えて、小学校卒業までの⼦どもを持つ社員は実働6時間の時短勤務を選択できるなど、制度を充実させてきた結果、現在は出産休暇や育児休暇明けの⼥性社員の職場復帰率は100%に。

また、時短勤務は1か月単位の変形労働制になっており、例えば、2時間早く帰りたい⽇があれば、他の勤務⽇に2時間⻑く働くなど、⽉の合計勤務時間内で調整でき、一人ひとりの状況に合わせてフレキシブルな働き⽅ができるとのこと。「社員は時間をかけて勉強し関連資格を取得します。それだけに、出産で退職してしまうのはとてももったいないこと。出産から育児まで手のかかる時期は、制度をフル活⽤してもらい、⻑く働ける職場環境をとおして、やりがいを感じてもらえるとうれしいですね。」(飯⽥さん)

 

 

業務を効率的に進める意識が時短勤務の可能性を広げる

行動宣言によって改善⽬標を設定して実践することで、時間外労働時間の削減にも効果が出ています。店⻑会議をはじめ各種会議は勤務時間内に⾏うといった取組の結果、時間外労働時間は平均3.8時間と同業種の平均10時間よりも⼤幅に短縮。

現在、育児休暇を取得している⼥性社員5⼈の全員が、職場復帰を希望しているのだとか。「研修などの場で、社員には『⾃分が⽣きてきた経験を⽣かせる仕事だ』と常に伝えているんです。学⽣時代の部活から病気、家事、育児、介護など、お客様への提案にはあらゆる経験が活かせます。こうした意識で働くことで、お客様に対し真摯なアドバイスができますし、時短勤務であっても成果が出せる、そんな気持ちで働いてもらえるよう啓発や研修を続けていきます。」(飯⽥さん)

 

 

時短勤務中でもキャリア形成の可能性を広げられる体制に

女性の活躍が進んでいる状況を踏まえ、⼥性管理職を増やしていくため、これまで前例がなかった時短勤務社員の店⻑登⽤を視野に入れて時短勤務中のキャリア形成の可能性を検討しているのだそうです。

「お客様満⾜のために、店舗は深夜0時まで営業しているので、時短勤務社員が店⻑職に就くのは難しいというのがこれまでの認識でした。しかし、スキルが⾼く意欲もあるのに、時短勤務であるというだけで店⻑に昇格できないというのでは、本⼈や後進の社員のモチベーションが下がる可能性があります。⼼⾝の負担が⼤きくならないよう、次⻑をサポート役につけるなどの体制を整えれば、実現できるのではないかと考えています。」(飯⽥さん)

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