学生・求職者の皆様へ企業インタビュー
育休からの復帰を支援する取組

京都市有限会社ケアリング京都

【柔軟な働き方で子育て中でも働き続けられる職場環境づくりを推進】

居宅介護支援(ケアプランの作成)、訪問介護、障害者総合支援などの事業を行っている有限会社ケアリング京都は、子育て中の従業員が働きやすい仕組みづくりを積極的に推進しています。従業員からの意見を柔軟に取り入れながら、育児中でも働き続けられる職場環境の整備をめざした取り組みについて、高田様にお話を伺いました。

産前産後休暇や育児休暇取得者の職場復帰を積極的にフォロー

従業員数は決して多くないものの、2022年2月現在にこれまで、2名の従業員が産前産後休暇や育休を取得した実績があります。1人目は出産に伴って2018年に産前産後休暇と育休を取得した後、16時までの時短勤務で復帰し、2021年春からフルタイム勤務に。2人目は2021年から産休に入って現在育休中ですが、子どもの保育園入園が決まったため2022年春から職場復帰する準備を進めているそうです。

「コロナ禍に突入してからは、体調が変化しやすい妊娠中の出社が精神的な負担になるだろうと考えて、一時的に急きょ在宅勤務に切り替えることもしました。まだまだ手探りではありますが、対象となる従業員の状況を踏まえて柔軟に対応したいですね」(高田様)

産前産後休暇や育休を取得している従業員の職場復帰に関しても、こまめにフォローする体制が整っています。もう少し子どもとの時間を楽しみたいという従業員の要望を尊重して、職場復帰の時期を話し合いながら決めたケースもあるのだとか。休業中は社内連絡用アプリを継続支給し、育児に関する相談や休業中の申請書類等についてなどを気軽に相談できる環境も整えました。

「いざ育児をしてみると、当初決めていた復帰時期を『延ばしたい』と気持ちが変化することもありますから、身体的にも精神的にも無理なく、納得できる選択をしてもらえたら。職場復帰後のギャップがなるべくない状態でスムーズに復帰してもらうための対応も行っています」(高田様)

育休中の研修参加でキャリア形成をバックアップ

介護支援の専門職であるケアマネージャーは、5年ごとに資格更新研修を受けることが義務付けられています。2人目の産休取得者は育休中に資格更新のタイミングを迎えたため、会社負担で更新研修の受講が実現。「今後さまざまな事情で家庭での保育が難しい日も出てくる可能性を想定して、研修などを不安なく受けてもらうために、会社負担で一時保育やベビーシッターを利用できるようにするなどの対策を至急考えることが目下の課題ですね」(高田様)

フレキシブルな働き方で休みやすさを重視

産前産後のフォローに加えて、育児中も働きやすい体制づくりに取り組んでいます。女性従業員だけでなく、男性従業員も共働き家庭で子どもを世話しているケースが多いため、雇用契約上の内容に沿って9時から18時の基本勤務時間を、必要に応じて8時から17時に変更したり、一人で留守番できない小学校低学年までの子どもの子連れ出勤を可能とするなど、フレキシブルな働き方が選択できる環境づくりを目指しているのだとか。今回の行動宣言をきっかけに、2022年1月には近隣に新しい事務所を開設し、一室を託児スペースとしました。

「小さいお子さんを育てながら働いている従業員が多いですから、状況に合わせて働き続けられて助かりますという意見は多いですね。コロナ禍ということもあって託児スペースは十分に稼働できていませんが、今後個別に保育士さんに来ていただく案も検討しているので活用度が高まればと思っています。お子さんがいない従業員に負担がかからないよう十分配慮しながら、今後検討を進めたいです」(高田様)

さらに、2022年1月に時間単位の有給休暇制度を導入し、有給休暇の取得を会社側から積極的に勧め、休みやすい雰囲気づくりも推進中です。

「特にパートさんたちはなかなか有給休暇を取らない傾向にありますから、毎月管理者に有給休暇の取得状況一覧を渡して、取得数が少ない従業員には個別に声がけをするようにしています。休んだ時のフォローは他の従業員でカバーする雰囲気が自然と根付いていますので、しっかり取得していただいて休みやすさや働きやすさを実感してもらえると嬉しいですね」(高田様)

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